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和名/アイゴ
学名Siganus fuscescens     英名/Dusky spinefoot
沿岸の海藻の多い岩礁域にすみ、海藻類を主食とした雑食性の魚です。普段の体色は黄褐色で体側に白点が散在していますが、驚いたり興奮すると濃茶色のまだら模様になることがあります。背鰭、臀鰭、腹鰭にはそれぞれ鋭い毒棘があり、刺されるとかなり痛みます。
淡島ではホンダワラ類などの流れ藻に幼魚が付いているところがよく観察され、比較的浅い周辺の岩礁域でも成魚を見ることができます。

アオウミウシ
和名/アオウミウシ
学名Hypselodoris festiva     英名/不明
大きさ/3センチ
磯場から水深40メートル付近の岩場まで幅広く生活しているウミウシです。背中の模様には様々なバリエーションが見られ、産卵期は夏で交接を行ないます。
淡島周辺では、ほぼ1年中見られますが、春から夏にかけて多く見られますが冬場は比較的少なくなります。

和名/アオリイカ
学名Sepioteuthis lessoniana     英名/oval squid
大きさ/同長40センチ
日本沿岸のアオリイカは少なくとも3種類が確認されています。アオリイカは産卵時に卵の入った卵嚢を産みますが、それぞれ卵嚢内に入っている卵の数が違います。そして最大胴長も変わってきます。優雅に波打つ胴部全体に広がるヒレが特徴で、英名は「楕円形のイカ」という意味です。年によって違いますが淡島の周りでは初夏から秋にかけて、水面に浮いた枯れ葉やゴミなどの浮遊物に擬態しているアオリイカの幼体を遊歩道から見つけることができます。

和名/アカアマダイ
学名Branchiostegus japonicus     英名/Red horsehead
大きさ/50センチ
名前に「タイ」とあり、体色もよく似ているためにタイの仲間と思われがちですが、アマダイの仲間はタイ類とは別のグループに属する魚です。水深30〜150mにすんでいますが、特に水深100〜130m付近の大陸棚縁に沿った砂泥底域に多く、海底に穴を掘って生活しています。底生のエビやカニなどの甲殻類や貝類・イカ類などを主に捕食しています。
淡島周辺では、釣りの対象魚になったり、底曳網漁などで漁獲されることがあります。

和名/アカウミガメ
学名Caretta caretta     英名/Loggerhead turtle
大きさ/1メートル
大きな頭と頭部や四肢が赤渇色なのが特徴です。一生を通して肉食性で、イカやタコ、カニ、ウニ、クラゲなどを捕食しています。メスは1回の産卵で、ピンポン玉程度の大きさの卵を40〜190個(平均は100個程度)産みます。現在、アカウミガメは日本版レッドデータブック(日本における絶滅のおそれのある野生生物が記されている本)で希少種とされています。

和名/アカオニナマコ
学名Stichopus ohshimae     英名/不明
夏から秋にかけて見られる、30センチくらいの大きなナマコです。初めて見た方はその大きさに、かなりびっくりすると思います。時々、このナマコの口の部分に、ナマコマルガザミというカニが住んでいることがあります。

和名/アカオビシマハゼ
学名Tridentiger trigonocephalus     英名/不明
浅海の岩礁域や転石地でよく見られ、稀に汽水域に入ることもあります。カキ殻の内面などによく産卵します。体側には2本の黒色縦帯、頭部側面に白いまだら模様があります(頭部下面に白点はありません)。臀鰭には2本の明瞭な赤色縦帯があり、この赤色縦帯が「アカオビ」の名の由来となりました。
淡島では、潮間帯付近の岩場から転石の広がる場所で見ることができます。

和名/アカグツ
学名Halieutaea stellata     英名/Stellate handfish
大きさ/35センチ
水深50〜400メートルの深い砂地にすみ、胸鰭を使って海底を這うように動きます。動きが鈍いため大きな回遊はしないといわれており、主に甲殻類やゴカイなどの多毛類・小型の魚類を食べます。淡島のある静岡県沼津市では、駿河湾内奥(内浦湾)で行われる小型船舶による底引き網漁に入りますが、食用価値は低いです。

和名/アカクラゲ
学名Chrysaora melanaster     英名/不明
大きさ/20センチ
浅いお椀形の傘に赤褐色の16本の放射状の模様が特徴で、傘縁からは長い40本の触手が伸びています。また、口から伸びる4本の長い口椀も特徴です。このクラゲに刺されるとかなり痛みます。
淡島では2月〜5月の間の約3・4ヶ月間だけ見ることが出来き、時には数十個体がまとまって現れることもあります。

和名/アカシマシラヒゲエビ
学名Lysmata amboinensis     英名/Skunk Cleaner Shrimp
大きさ/5センチ
映画『ファインディング・ニモ』に出てきたお掃除エビ(ジャック)で、知られています。以前はアカスジモエビとも呼ばれていました。このエビは魚の体をお掃除するエビとして有名です。お掃除されたい魚は、このエビの白いヒゲにさわります。それが「お掃除して」のサインなんです。

アカシマモエビ
和名/アカシマモエビ
学名Lysmata vittata     英名/不明
大きさ/4センチ
体は赤褐色の縦じまで覆われていて、石のすき間などに複数でいるのがよく見られます。日中はあまり姿を見せずに夜になると表にでてきて活発に動き回ります。
淡島のまわりでは夏〜秋にかけて夜に岩場をライトで照らすと、岩の間やガンガゼの棘の間で眼が光るのが観察できます。

和名/アカテガニ
学名Chiromantes haematocheir     英名/不明
国内での分布は、秋田県・岩手県から沖縄諸島で、他に韓国・中国・台湾の沿岸域にも分布しています。河川でも海から25メートルほど上流域まで生息し、水辺から少し離れた森のような場所へ巣穴を作る事が多いおもしろいカニです。
あわしまでも、海岸遊歩道から少し島の斜面を登った所に巣穴を作っているようですが、近年その生息数は減少してきているようです。海岸遊歩道沿いの茂みの中を観察してみては?みつけたあなたは運がいいかも?!
注:茂みの中には入り込まないで下さいね!
  彼等の生活をおびやかさないためにもご協力をお願いします。

和名/アカヒトデ
学名Certonardoa semiregularis     英名/不明
背側は明赤色や朱色で、腕に2〜3本の淡褐色の横帯があるものもいます。干潮線直下から水深30メートルの岩礁底にすんでいます。アワビ類を食害するので漁業関係者からは嫌われ、本州中部に稚貝放流が盛んな地域では潜水による直接駆除が行われています。
盤や腕の一部が異常に膨れている場合、ヒトデの中に透明な小型の巻き貝のアカヒトデヤドリニナが寄生していることがあります。

和名/アケボノチョウチョウウオ
学名Chaetodon melannotus     英名/Blackback butterflyfish
あわしまの周りでは、夏から秋にかけて見ることが出来ます。死滅回遊魚です。死滅回遊魚とは、南の方で産まれた稚魚が、海流に流されて北の方まで来るのですが、冬になると水温が下がるために死んでしまう魚のことです。昼と夜では体の模様が少し変わります。とてもきれいな魚です。

アブオコゼ
和名/アブオコゼ
学名Erisphex potti(steindachner)     英名/Spotted velvetfish
体は卵形で、体表には繊毛状の突起が密に生えています。体色は淡い灰褐色をしており、所々に暗褐色で形の定まらない斑点が付いているのが特徴です。幼魚は尾びれ以外が黒褐色で、成魚とは全く違う色をしているため、他の種に間違われることもあります。
浅い海の砂底で見ることができ、淡島周辺では底曳網で捕獲することができます。

和名/アメフラシ
学名Aplysia kurodai     英名/Sea hare
いじめると紫色の汁を出すことで有名です。夏場に海水浴で見かけか方もいると思います。一見、ナメクジのようですが、ちゃんとした巻貝の仲間です。背中の部分をさわると少し硬くなっていて、そこに貝があります。
「雨降」と書きます。名前の由来は、紫色の汁が海中に広がったものが「雨雲」に見えるから、または、いじめると雨が降るから、と言われています。

和名/アワシマオトメウミウシ
学名Dermatobranchus albepunctulatus     英名/不明
ウミウシというと、とてもきれいな色をしていたり、口で言い表せないような模様をしているものが多いですが、このウミウシはシンプルな配色で「和」を感じさせてくれます。名前の由来は、一番最初に採集された場所が淡島だったからです。

和名/アンコウ
学名Lophiomus setigerus     英名/Blackmouth goosefish
大きさ/1メートル
水深30〜500メートルの深海で生活し、頭が大きく上から見るとしゃもじのように見えます。背ビレの一番前のトゲが釣竿のようになり、その先についている皮膚のひだを動かしてルアーのように見せ、小魚をおびき寄せて食べます。
底引き網漁で捕獲され、淡島では4〜5月頃になると稀に幼魚が水面を泳いでいるのを見つけることができます。

和名/イイジマフクロウニ
学名Asthenosoma ijimai     英名/不明
大きさ/殻径15センチ
フクロウニ類は他のウニと違い柔軟な殻を持っています。殻が革袋のように柔らかく調節出来るため、ヤワラウニと呼ばれたこともあります。棘に強い毒を持っています。時々、ゼブラガニやイイジマフクロウニヤドリニナ(貝)が殻の上に寄生しています。
淡島周辺では水深15メートル以深の岩場で普通に見られます。

和名/イサキ
学名Parapristipoma trilineatum     英名/Threeline grunt
大きさ/30センチ
太平洋岸では静岡県から宮崎県、日本海岸では石川県から長崎県などの黒潮流域で多く見られ、沿岸の岩礁域や浅海域・内湾で主に生活しています。また、体は細長い紡錘形で、わずかに側扁していて、尾鰭は後ろが叉状に湾入しているのが特徴です。体長20センチ程度の幼魚までは体に3本の幅広い縦縞がありますが、成長とともに薄くなっていきます。
淡島周辺では初夏から夏にかけて産卵期を迎え、釣りの対象魚としてよく釣られています。

和名/イザリウオ
学名Antennarius striatus     英名/Trilobate frogfish
大きさ/60センチ
イザリウオは色彩変異に富んでいて、時々全身が糸状突起におおわれているものもいます。頭の上には、背鰭が変化して出来た釣り竿を持っています。先には疑似餌(エスカ)がついていて、それをふって魚やエビを捕まえます。普段は腹鰭と胸鰭を上手に動かして歩いて移動しますが、危険を感じた時などは、口から吸い込んだ水を鰓穴から勢いよく出して速く泳ぎます。

和名/イシダタミヤドカリ
学名Dardanus crassimanus     英名/不明
大きさ/3センチ
サンゴ礁や岩礁の磯原や磯斜面で生活し、大型の個体はサザエなどを宿として利用しています。ヤドカリは空いている貝殻を見つけて宿としますが、他のヤドカリが中に入っていても適当な貝殻が見つかれば、貝殻を横取りすることもあります。
淡島では夏の夜の磯場で歩く姿を観察することができます。

和名/イズカサゴ
学名Scorpaena izensis     英名/Izu scorpionfish
大きさ/40センチ
水深80〜200メートルの砂泥底で主に生活しているカサゴの仲間ですが、冬になると水深20メートルくらいの浅い場所にもやってくることがダイバーなどによって確認されています。頭と体には、皮弁という皮膚の変化した皮質の毛状突起があります。また、背鰭の棘が鋭いため刺されると痛みます。
淡島周辺では冬場に行なわれる底曳網漁に入網することがあり、食用として美味しい魚で刺身や煮付けなどに利用されています。

和名/イセエビ
学名Panulirus japonicus     英名/Japanese spiny Iobster
大きさ/35センチ(触角・額角は含まない)
岩礁に生息し、岩の亀裂や転石の間などにすんでいます。夜行性なので昼間は岩の間から触角を出しているだけです。水槽内では餌の時間になると昼間でも岩の間から出てきて活発に動き回ります。ちなみに天敵はタコです。

和名/イソカサゴ
学名Scorpaenodes littoralis     英名/Shore rock-fish
大きさ/10センチ
ヒレの棘(堅い針状の骨)には弱い毒があり、刺されるとかなり痛いようです。普段はほとんど泳ぐことはなく、じっとしています。水槽内では、いつも石の上や網の上に乗っています。置物みたいです。餌を食べるのが遅いので、いつも食べる前に他の魚に餌を食べられてしまいます。

和名/イソギンチャクモエビ
学名Thor amboinensis     英名/不明
大きさ/17センチ
小型種で、体は赤みを帯びた褐色で白色の大きな斑紋が散在します。淡島の周りでは、水深10メートル以深のグビジンイソギンチャクやサンゴイソギンチャクのそばで見つけることができます。しかし、カクレエビ類のようにイソギンチャクに乗っているのは稀で、近くの石や岩にいることが多いです。常に「しゃちほこ」のように尾を上にあげています。時々、尾を振りダンスをするとてもかわいいエビです。

和名/イトヒキアジ
学名CAlectis ciliaris     英名/Pennant trevally
大きさ/1メートル
世界の熱帯地方に分布していますが、幼魚であれば夏から秋にかけて淡島のある温帯域でも見られるようになります。体高が高く、側扁していて菱形に近い体形をしています。体は銀色で幼魚の時は、くの字状に6〜8本程度の横帯が出ていて、背鰭と臀鰭の一部が「イトヒキアジ」の名のとおり糸状に非常に長く伸張します。しかし、これは成長するにつれて短くなっていきます。

和名/イトヒキサギ
学名Gerres filamentosus     英名/Thread-finsilver-belly
大きさ/25センチ
体高が高く体長が10センチ以上になると、背鰭第2棘条が著しく長く伸びます。幼魚の体側には10〜12本の暗色横帯があり、成長するにつれて横帯は点列になります。成魚は沿岸の砂泥底に生息しますが、稚魚期は河口域にも生息します。

和名/イトヒキベラ
学名Cirrhilabrus temminckii     英名/Threadfin wrasse
大きさ/11センチ
オスは成魚になると胸ビレの一部が糸状に伸びます。この特徴が和名の由来となっています。メスは伸びません。淡島の周りでもよく見られるベラの一種です。ベラ類はメスからオスに性転換する魚で知られています。オスとメスでは体の形や色が全く違います。そのため、性転換するということが判るまでは、オスとメスが別の種類とされていました。

和名/イトマキヒトデ
学名Asterina pectinifera     英名/不明
大きさ/15センチ
日本各地の海岸でよく見ることのできるヒトデです。糸巻きに形が似ていることから、この名前が付きました。口から胃袋を出して、体の外で食べ物を消化して食べます。基本的に腕は5本(腕)ですが、中には6本、7本のものも見られます。丈夫で色々な物を食べるので、飼育は簡単です。海産生物飼育初心者にはおすすめの一品です。

イボクラゲ
和名/イボクラゲ
学名Cephea cephea     英名/不明
大きさ/25〜35センチ
傘の直径は約25〜35センチで体色は褐色または藍色をしており、傘の中央部分の突起が大きく、傘の下にはカリフラワー状の口腕から長い触手がたくさん伸びるのが特徴です。
淡島では秋の終わりから冬にかけてイルカプールで時折見られ、口腕部によくカニの子供がついています。

和名/イラ
学名Choerodon azurio     英名/Scarbreast tuskfish
大きさ/45センチ
主に浅海性で沿岸の岩礁域から砂泥地にかけて生活し、底生のエビやゴカイなどの仲間を主食としています。昼行性の魚で夜になると岩陰や岩穴で休みます。また、顎の前部には1対の大きな犬歯状の歯を持つことが特徴です。
淡島では、水深5〜30mの間で体長数cmの幼魚から体長40cmほどの大型の成魚を見ることができます。

和名/イワガニ
学名Pachygrapsus crassiprs     英名/不明
岩場に行くと、どこにでも目にすることの出来る普通のカニが、このイワガニです。岩礁地帯にすみ、水から出て活動していることが多いです。近づくとすぐに逃げて岩陰に隠れてしまいますので、簡単には捕まえることはできません。雑食性でフナムシ、魚類などを食べるほか、岩についたノリ等の海藻も食べます。
北海道南部から九州にまで棲息しています。

和名/インドヒメジ
学名Parupeneus barberinoides     英名/Bicolor goatfish
大きさ/35センチ
ヒメジの仲間は似ているものが多くいますが、このヒメジは体の前半分が赤褐色、後ろ半分が黄色と派手な色合いをしているので、他のヒメジとの見分けは簡単です。淡島周辺では、夏から秋にかけて見ることができます。普段は単独か、数匹の群れを作り、他の種類の魚(ベラなど)と行動することが多いです。

和名/ウイゴンベ
学名Cyprinocirrhites polyactis     英名/Swallowtail hawkfish
大きさ/15センチ
主に水深20メートル付近の岩礁域で生活していています。ゴンベ類では珍しく遊泳性で、海底からやや離れて泳ぎ、浮遊性の小型甲殻類を食べています。
淡島でも水深20メートル付近の岩礁域で生活していますが、10メートル付近の船の係留ロープに付くウミトサカなどの陰で見ることもしばしばあります。

和名/ウツボ
学名Gymnothorax kidako     英名/Brutal moray
「ウツボ」と聞くと、怖いというイメージがあると思います。しかし、ウツボは外見に似合わず臆病な魚です。こちらからいたずらをしなければ、人を襲うことはありません。普段は岩の間などにかくれています。イルカプールの岩場でもよく見られます。

和名/ウミテング
学名Eurypegasus draconis     英名/Sea moth
大きさ/8センチ
沿岸の浅場の砂泥底で生活し、しばしばペアでいるところが観察されています。体は硬い骨板で覆われていて、吻は天狗の鼻のように細長く突きだしその下面に小さな口があります。胸鰭を主に使って海底を泳ぎ、移動します。
淡島では、周辺の浅い砂地やイルカの生活しているイルカプール内で時折見ることがあります

和名/ウメボシイソギンチャク
学名Actinia equine     英名/Beadlet Anemone
潮間帯の岩場に生息しています。水があるときは触手(糸状の部分)を伸ばして広がりますが、干潮になり、海水がなくなると触手を縮め、すぼまった形になります。その時の色と形が梅干しに似ていることから、この名前が付いたといわれています。
このイソギンチャクは子供を口から吐き出す、とても面白いイソギンチャクです。

和名/エダアシクラゲ
学名Cladonema pacificum     英名/不明
大きさ/傘径3ミリ
日本各地で春から初夏にかけて見られ、海藻の茂みの中で生活しています。海藻の間を泳いだり、海藻の上でじっとして餌生物を待ち伏せすることもあります。傘の大きさが3ミリ程度と非常に小さいクラゲで、触手の基部(根元)には眼点があります。またその触手は、和名のとおりに枝分かれしています。
水族館では展示水槽内や濾過槽内でよく発生して、水槽内を泳いでいることがしばしばあります。

和名/エダツノガニ
学名Naxioides mammillata     英名/不明
脚をのばすと20センチ以上になるカニで、体に海綿などを付着させカモフラージュしています。エビの刺し網にかかることもあります。生活場所は水深30〜200メートルと、少々深めですが、まれにもっと浅い場所まで上がってくることもあるようです。以前、淡島の西側のタイドプール(潮だまり)で発見されたことがあります。

エチゼンクラゲ
和名/エチゼンクラゲ
学名stomolophus nomurai     英名/Nomura’s jellyfish
大きさ/40〜100センチ
日本近海で見ることのできる最大のクラゲで、大きな物では傘の直径が100センチ以上、重さは200キロにもなります。体色が灰色・茶褐色・薄桃色など様々あり、近年日本海で大量に出現しています。
淡島では過去10年出現していませんでしたが、2005年の10月にイルカプールの網際に現れました。

エムラミノウミウシ
和名/エムラミノウミウシ
学名Hermissenda crassicornis     英名/不明
大きさ/3センチ
体色は白色、または黄白色をしていて、頭部から尾部にかけて赤線が入っています。背面には長い突起が数多くあり、ミノ状になっているのが特徴です。
浅所の岩礁域に住み、晩冬はら初夏にかけて見ることが出来ます。

オオコシオリエビ
和名/オオコシオリエビ
学名Cervimunida princeps     英名/不明
大きさ/40センチ
日本近海では本州の水深75〜450メートルに生息しており、水深250メートル前後で多く漁獲され、産地では食用として市場で販売されています。三河湾では「つぶれえび」三重県尾鷲では「くもえび」と呼ばれています。
淡島周辺では、秋から冬にかけて行われる底曳網漁で多く漁獲されます。

和名/オオブンブク
学名Brissus agassizii     英名/Heart Urchin
オオブンブクは、普段は砂の中にもぐって生活しています。こう見えてもウニの仲間です。イルカプールをもぐってみると、海底にモグラが通ったような砂のふくらみをよく見かけますが、それはこの生物が移動した跡です。

和名/オオモンハタ
学名Epinephelus areolatus     英名/Areolated reefcod
大きさ/30センチ
沿岸の岩礁域に生活し、淡島では水深数メートルの極浅い岩場で5〜7センチ程度の幼魚を見ることができます。体や鰭に黄褐色や褐色の斑紋を呈していて網目模様をつくります。また、幼魚のときはさらに横縞模様が入ります。キジハタやホウセキハタによく似ていますが、尾鰭の後縁に白い縁取りがあることで区別できます。

和名/オキゴンベ
学名Cirrhitichthys aureus     英名/Golden curlyfin
大きさ/15センチ
水深数メートルから40メートル付近の岩場やサンゴ礁などで生活しています。 産卵期は夏頃で日没の時間帯に産卵が行なわれます。淡島では船の係留ロープや岩などに着いているウミトサカの仲間の陰などで見ることができます。
この魚は特異的で両性生殖腺(卵巣と精巣を持っている)を持ち、卵巣が大きく発達しているとメス、精巣だとオスとなります。大型の個体がオスの場合が比較的多い魚です。

オキタナゴ
和名/オキタナゴ
学名neoditrema ransonnetii     英名/不明
大きさ/15センチ
沖合で生活していることからこの名前が付きました。卵ではなく仔魚を産むのが特徴で、ウミタナゴとよく似ていますが本種の方が体高が低くてスマートな体つきをしています。
夏によく見られ、淡島のイルカプールでも群で泳ぐ姿を見ることが出来ます。

和名/オキトラギス
学名Parapercis multifasciata     英名/Bicolorbarred weever
大きさ/17センチ
浅海からやや深い砂泥底で生活し、淡島周辺では1年を通してみることができます。体の上半分に赤褐色の横帯があり、眼の後に2本の黄色横帯と尾びれの付け根に黒点が1つあるのが特徴です。
非常に美味しく食用になり、主に練製品の原料として利用されています。

オキナエビ
和名/オキナエビ
学名Nephropsis stewarti     英名/不明
駿河湾・相模湾・遠州灘・熊野灘・土佐湾など水深400〜500メートルの深い砂泥地で生活し、主に太平洋側で見られます。体は、肌色っぽく形はザリガニに似ていて親しみのある形をしています。甲羅は硬くハサミの周りには、細かい毛が生えているのが特徴です。

和名/オジサン
学名Parupeneus multifasciatus     英名/Five-barred goatfish
大きさ/30センチ
淡島周辺では、成魚よりも幼魚が見られます。「オジサン」とはもともと小笠原諸島の地方名で、顎の下にあるヒゲとやや猫背に見える風貌からこの名が付いたと言われています。2本の長いヒゲは「味」を感じることのできるので、このヒゲを使って海底の砂地や岩場などに潜んでいるエビ・カニなどの小型甲殻類やゴカイなど探してを食べています。

和名/オトヒメエビ
学名Stenopus hispidus     英名/Banded Coral Shrimp(Banded Boxing Shrimp)
体に紅白の模様の入った、とてもかわいいエビです。淡島の周りでは水深約10メートルから見かけます。このエビは魚の体を掃除してくれる「お掃除エビ」としても知られています。普段、大きなハサミを上にあげたまま、じっとしています。その姿が、ボクシングのファイティングポーズに似ていることがら、英名でBanded Boxing Shrimp(シマのあるボクシングエビ)とも呼ばれます。

和名/オトメベラ
学名Thalassoma lunare     英名/Moon wrasse
大きさ/20センチ
浅いサンゴ礁でよく見られるベラの仲間で、小型甲殻類などの底生生物など多種多様な生物を貪欲に食べます。多くの個体はメスからオスへと性転換をしますが、一部生まれながらのオスも存在しています。オスの胸鰭は青く、中央に赤紫色帯があるのが特徴です。
暖かい海で生活している魚ですが、黒潮(暖流)の影響で淡島周辺でも夏から秋にかけて浅い岩場を泳いでいる姿を稀に見ることができます。

和名/オハグロベラ
学名Pteragogus flagelifera     英名/cook-tail wrasse
大きさ/20センチ
海藻の多い岩場で生活し、夜になると岩陰などで休みます。すべての個体がメスからオスへの性転換を行うことが特徴です。メスは赤みの強い体色をしていますが、大きさが8〜13センチになると、紫褐色のオスへとなっていきます。
淡島では冬から春にかけて、イルカプールの中で泳ぐ姿を見ることができます。

和名/オヤビッチャ
学名Abudefduf vaigiensis     英名/Five-banded damsel-fish
ダイバーの方にはおなじみの魚です。6月ごろ、淡島の周りで幼魚の群がりをよく見ます。背中が黄色く、5本の横縞が入るのが特徴です。繁殖期に入るとオスは全体的に青紫色のきれいな体色になります。淡島水族館の大水槽には10年近く生きているオヤビッチャがいて、今も元気に泳ぎ回っています。

和名/オルトマンワラエビ
学名Chirostylus ortmanii     英名/不明
大きさ/1センチ
甲羅の大きさはわずか1センチ程度で、脚はその5〜6倍の長さを持つことが特徴です。名前に「エビ」と付いていますが、分類的にはエビの仲間というよりはコシオリエビの仲間(ヤドカリに近い種)になります。水深15〜70メートル付近の岩礁の礁斜面で生活しているヤギ類・ウミトサカ類・ウミカラマツ類などの枝の上に身を隠すように生活しています。
 淡島では、水深30メートル付近の岩礁で生活しているウミトサカの仲間の枝上でよく観察されます。