あわしまマリンパーク

みんなの日記

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ニューフェイス

皆さんこんにちは。

ここ最近、水族館に面白い魚達が色々と入ってきています。入ってくるルートは色々ありますが、淡島水族館では、もって来た魚をそのまま水槽に入れることは基本的にしていません。今回は水族館の裏側でどのような事が行われているのか紹介したいと思います。

海から来たお魚達というのは一見綺麗でも、寄生虫がいたり、ケガをしていたりすることがあります。

それに気付かずに皆さんが見る水槽に入れてしまったら大変!その水槽に病気が広まってしまう、なんて事になってしまうかもしれません。そんな事にならないように持って来た魚はしばらく水族館のバックヤードで「検疫(けんえき)」をします。

ちなみに検疫とは、空港などでも行われていたりしますが、動物が、病原体などに感染されていないかどうかを確認することです。

まずこちらのお魚は・・・

イシガキフグです!大きさは40?50センチでしょうか?けっこう大きいです。水に色が付いているのが分かりますか?実はこのイシガキフグ、網でヒレが擦れてしまったようなので、薬浴中です。

うまく治ってくれたら水族館1階の大水槽に展示予定ですが、もうちょっと時間がかかりそうですね。

続いてはこちら

最近入った磯で見られる魚です。状態は良いのですが、寄生虫の付いている魚がいたので、これも淡水浴などで検疫予定です。

そして、検疫の終わったお魚はこちらっ

ミノカサゴです。1週間くらい前に入ってきた子ですが、すっかり元気に暮らしています。

みんな元気になってお客様前に登場してもらいたいです。その日まで、少々お待ち下さい。
ちなみに、これら検疫中のお魚達は土・日・祝日に開催されるバックヤードツアー(別料金)で見ることができます。バックヤードツアー、参加された方にはもれなくお土産も付いてくるのでオススメですよ。

佐藤

13/10/04:館長ブログコメント(1)

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