イルカのからだ
こんにちはー!くにちゃんです☆
前日にマッキーがイルカネタアップしてくれましたが、引き続き今回もイルカネタ!
タイトルにあるように、テーマは『からだ』。です。
『イルカ』 は、実際に見た事がない方でもテレビなどのメディアに登場する事が多く、目にする機会の多い生き物ですよね。
姿・形はすぐに思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか?
ですが、意外と知られていない生態やからだの仕組みがたくさんあるんです!!
普段イルカショーやお客様との会話の中で、
イルカという生き物、もっと言えば、その『個体』。
あわしまで生活する個性豊かなイルカ達についていろいろお話しているわけですが、
……伝え切れない。
約10~15分のショー、お客様との貴重な会話の中ではやはり伝え切れないものがたくさんあります。
そんな熱い気持ちをブログで発信していきたいと思います。
今回のテーマはシリーズでいきますよー!
第一弾は、『耳』 について。
はい。いきなりコアなところをついていきます。
イルカに耳あるの?
はい、あります。
しかもそのつくりが面白い。
まずはみなさん耳がどこにあるか探してみましょーっ

モデル:ルカちゃん
うーーーーーん。正面から見ても見つけにくいですね。
と、いうことは。私達人間のような、出っ張った『耳たぶ』はないことになります。
では横アングル。

………。
うーーーーーーーーん。ですね(笑)
ではでは!!ぐーーーーーーーんと寄ってみましょう!

はい!どうでしょう!?
ありますね!?
え(・A・)?????
という方に。

ここです!
つまようじの先でついたような小~さな穴。
これがイルカの耳です。
体の割りに小さい…。
穴、といっても、私たちのように中は空洞になっていません。
これは、大昔陸上で生活をしていた(と、言われている)イルカの先祖の耳の名残です。
水中世界へと生活の場を移すにあたり、陸上動物として機能していた耳は退化しました。
穴はふさがっちゃいました。
じゃあ、イルカはどうやって音を聴くの?
となりますよね。
音をキャッチする仕組みは、『音の振動』です。
陸上動物は主に、空気中の振動を耳でキャッチしているわけですが、
音の振動はやがて耳の中のおくにある骨に伝わり→骨の振動がリンパ液を伝わり→神経が脳へ送る。
というざっとした仕組みです。
難しい話になってしまった…………。
飽きないで最後までお付き合いくださいませm(_ _)m笑
なにが重要かというと、『音の振動が骨を揺らす』 という仕組みです。
イルカたちは、空気中の音の振動ではなく、水の振動として伝わってくる音をうまく聴くようにできています。
水中の音を聴くだけならそう難しくありません。
私たち人間も、プールや海の中で音を聴いた経験があると思います。
イルカたちとの大きな違いは、『どの方向から音が鳴っているのか』を識別できるかどうかなんです。
水中で人間は、耳の骨だけでなく頭蓋骨と一緒に頭蓋骨の中の耳の骨も一緒に震わせてしまいます。
これが方向が分らなくなる原因です。
耳の骨だけでなく、頭の骨も一緒に振るわせちゃうんですね。
イルカたちは、この欠点を補うために、頭蓋骨と耳の骨を切り離して、頭の骨と耳の骨が一緒に振るわないような仕組みをもっています。
音は下顎(したあご)を通じて耳の骨を振るわせます。
イルカたちが食べるお魚が発している音がどこからなっているのか分らなければ、
探すのに時間がかかってしまいますよね。
人間と同じ哺乳類でも、生活する場が【陸上】か【水中】かで構造が変わってくるんですね。
進化っておもしろい…。
どうでしたか?
難しい内容になってしまった…とブログを書きながら反省しております。
が! たまにはこういった内容も良いですよね!?
シリーズ化するので次回もお楽しみに☆
最後はお気に入りの1枚☆
ボートの横をついてくる五郎くん♪

くにちゃんでした!
前日にマッキーがイルカネタアップしてくれましたが、引き続き今回もイルカネタ!
タイトルにあるように、テーマは『からだ』。です。
『イルカ』 は、実際に見た事がない方でもテレビなどのメディアに登場する事が多く、目にする機会の多い生き物ですよね。
姿・形はすぐに思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか?
ですが、意外と知られていない生態やからだの仕組みがたくさんあるんです!!
普段イルカショーやお客様との会話の中で、
イルカという生き物、もっと言えば、その『個体』。
あわしまで生活する個性豊かなイルカ達についていろいろお話しているわけですが、
……伝え切れない。
約10~15分のショー、お客様との貴重な会話の中ではやはり伝え切れないものがたくさんあります。
そんな熱い気持ちをブログで発信していきたいと思います。
今回のテーマはシリーズでいきますよー!
第一弾は、『耳』 について。
はい。いきなりコアなところをついていきます。
イルカに耳あるの?
はい、あります。
しかもそのつくりが面白い。
まずはみなさん耳がどこにあるか探してみましょーっ

モデル:ルカちゃん
うーーーーーん。正面から見ても見つけにくいですね。
と、いうことは。私達人間のような、出っ張った『耳たぶ』はないことになります。
では横アングル。

………。
うーーーーーーーーん。ですね(笑)
ではでは!!ぐーーーーーーーんと寄ってみましょう!

はい!どうでしょう!?
ありますね!?
え(・A・)?????
という方に。

ここです!
つまようじの先でついたような小~さな穴。
これがイルカの耳です。
体の割りに小さい…。
穴、といっても、私たちのように中は空洞になっていません。
これは、大昔陸上で生活をしていた(と、言われている)イルカの先祖の耳の名残です。
水中世界へと生活の場を移すにあたり、陸上動物として機能していた耳は退化しました。
穴はふさがっちゃいました。
じゃあ、イルカはどうやって音を聴くの?
となりますよね。
音をキャッチする仕組みは、『音の振動』です。
陸上動物は主に、空気中の振動を耳でキャッチしているわけですが、
音の振動はやがて耳の中のおくにある骨に伝わり→骨の振動がリンパ液を伝わり→神経が脳へ送る。
というざっとした仕組みです。
難しい話になってしまった…………。
飽きないで最後までお付き合いくださいませm(_ _)m笑
なにが重要かというと、『音の振動が骨を揺らす』 という仕組みです。
イルカたちは、空気中の音の振動ではなく、水の振動として伝わってくる音をうまく聴くようにできています。
水中の音を聴くだけならそう難しくありません。
私たち人間も、プールや海の中で音を聴いた経験があると思います。
イルカたちとの大きな違いは、『どの方向から音が鳴っているのか』を識別できるかどうかなんです。
水中で人間は、耳の骨だけでなく頭蓋骨と一緒に頭蓋骨の中の耳の骨も一緒に震わせてしまいます。
これが方向が分らなくなる原因です。
耳の骨だけでなく、頭の骨も一緒に振るわせちゃうんですね。
イルカたちは、この欠点を補うために、頭蓋骨と耳の骨を切り離して、頭の骨と耳の骨が一緒に振るわないような仕組みをもっています。
音は下顎(したあご)を通じて耳の骨を振るわせます。
イルカたちが食べるお魚が発している音がどこからなっているのか分らなければ、
探すのに時間がかかってしまいますよね。
人間と同じ哺乳類でも、生活する場が【陸上】か【水中】かで構造が変わってくるんですね。
進化っておもしろい…。
どうでしたか?
難しい内容になってしまった…とブログを書きながら反省しております。
が! たまにはこういった内容も良いですよね!?
シリーズ化するので次回もお楽しみに☆
最後はお気に入りの1枚☆
ボートの横をついてくる五郎くん♪

くにちゃんでした!