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みんなの日記
冬の淡島に珍妙な光景。
みなさんこんにちは!
お魚担当正木です。
最近ずいぶんと寒くなりましたね!
今年は去年と比べて、秋を感じられたような気もしましたが、
個々数日は冬を感じる寒さがやってきました。
急に寒くなると、なんだか身体に来るものがありますね笑
そして、冬の淡島と言えば、強風。かなり寒い思いをします。
基本室内仕事が多い魚類チームからすると、海獣チームはいつもこんなに
寒い中仕事をしているんだなあと、恐ろしく思ったりもします。
しかしそんな強風は、時にこんな光景を生み出すことがあります。

最初に見たときは理解が追い付かず、、、
よくよく近くで観察すると、「ある生き物の集合」と分かりました。
それがコチラ

「カブトクラゲ」が集まりすぎて白く見えていました。
普段だと海面に薄―く漂っているので、透明な体が透けて水中も見える
くらいなのですが、今年はだいぶ多めに集まってきている感じがします。
こんな珍妙な光景を生み出す冬の強風ですが、「海をかき混ぜる」という
とても大事な役割があるそうです。
この強風で栄養豊富な水とかき混ぜられることで、生物の種数が多く豊か
な駿河湾を作り出していると言われています。
僕自身、寒いのはあまり好きではないのですが、この役割を聞いてからは
強風に対して文句が言えなくなりました笑
あわしまマリンパークの水槽は飼育生物や水槽管理の面で外海の豊かさに
支えられていますからね。
こういった側面もありますが、皆さんに楽しんでいただけるのは
外海で見られる生き物たちだと思います。
これから来る皆さんには、そういったふうな目線で淡島を見てもらうと
より一層楽しめるのではないかなと思います!
是非皆さん冬の淡島も楽しんでいって下さいね!


